トレーニングするメリットを解剖学的に解説します
今回はトレーニングすることのメリットを解剖学や脳科学の観点から書いてきたいと思います。
少し難しい内容になってしまうかもしれません。
運動するメリットはたくさんありますが、単にダイエットやボディメイクではなくもっと深いところの話をしてきます。
運動すると頭が良くなる?
これは間違いありません!
ただ普通に考えただけでは、なぜそうなるのかイメージが沸きにくいと思います。
わかり易く解説していきます。
考えるときに使うのは脳です。これは誰でも知っています。
脳に刺激を与えるのは勉強や運動です。
これは、赤ちゃんを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
まだ歩けない赤ちゃんが転びながら、だんだん歩けるようになっていく過程。
これを紐解いていくと、まず赤ちゃんは身体を起こそうとしてバランスを崩します。そして尻持ちをついて、また立ち上がろうとします。
これを繰り返して、こうしたらバランスが取れるな、とかこうするとバランスを崩すんだ!
と言うのうを、何度も繰り返しながら立ってそして歩いてきます。
これが学習していると言うことです。
脳で考えて、筋肉を使う=学習すると言う方程式が成立します。
言葉も一緒です。
お母さんお父さんが喋っている言葉を、脳に刺激として入力します。
そして、お母さんと同じように発音しようと声帯を動かして声を出す!
最初はうまく出来ずに簡単な単語「ママ」や「パパ」「マンマ」などの言葉を話ます。
そして次第に脳から声帯への連動が上手くなってしっかり喋れるようになっていく!
脳に刺激を入れて、身体を使う
これが学習の基本です。
やがて、脳が発達してくると脳だけで学習ができるようになります!
教科書を読んで、頭で考えて答えを出す!
これが出来るようになっていくのです。
これが出来ないと、例えば算数で1+1=〇〇
という時に手をつかって考える
これは、単に数を指で数えていると言うのもありますが、脳で考えて身体を使う!それが一番頭に入ると言うのを小さい子はわかっているのではないかと私は思っています
そしてここからが問題で、これ(頭だけで考えること)が出来るようになってしまうと身体を使わなくなる‥。
だから大人は発想力が低下して柔軟な考え方が出来なくなっていく
「大人になると物忘れが酷くなる」とか「覚えが悪くなる」
さらには「認知症」もこうして起こると私は思っています。
身体を使った学習をしないで、脳を使った学習しかしない
なんなら、脳を使った学習すらしていない人が大勢います。
朝起きて、仕事をして帰ってきて寝て、次の日仕事して
これの繰り返し。
これでは脳が衰えていくのも無理はありません。
脳への刺激が少なすぎるのです
理想は、日々違う刺激を脳に与えることです!
トレーニング以外なら、旅行や本を読むのも良いです!
旅行に行って、いつもと違う景色や文化に触れる!
本を読んで、イメージを膨らませたり考えることで脳に刺激を与える!
そして、運動をしてさらに脳に刺激を与える!
そうすることで、脳が活性化します!
身体は、何もしないと衰えていきます。それは脳も一緒です!
運動や筋トレは単に身体や筋肉を鍛えるというメリットもありますが、脳を鍛える(脳に刺激を与えて活性化させる)というのが最大のメリットではないかと思います!!
ぜひ、脳を鍛えると思って運動や筋トレをしてみてください!!
国分寺周辺で膝の痛み、腰の痛み、肩の痛み、ダイエット、その他身体のことでお悩みの方はぜひ一度お問い合わせ下さい!!