身体の本質は進化の歴史を見ると理解しやすい!ということを、国分寺のパーソナルトレーナーが解説します
皆さんこんにちは!Create Lifeパーソナルトレーニング 国分寺の吉野です!!
今回は身体の構造や仕組みを進化の過程から解説してきたいと思います!!
腰痛は長時間座ることが原因で起きる!?
私の経験則からいくと多くの場合にこれは当てはまります。
もちろん全てではないですが、かなり高い確率で現場仕事の人よりもデスクワークの人の方が腰痛になりやすいです。
なんでか?
答えは簡単で人間は長時間座るように出来ていないからです!
椅子というのは人間が発明したものであって、自然界に元々あったものではありません。
人間に備わっている機能として長時間可能なのは、寝る、歩く、走るということだけです!
デスクワークが仕事の大半をしめるようになったのはここ最近(100年以内)の話です。
流石に人間の進化も100年では無理です。
まだ、人間は長時間座るということに慣れてないんです!
なので、腰を痛めた人は必ず横になります。痛いからまず座ろうとする人はいません。
これは、本能的に横になるのが楽だと知っているからです。
なので、デスクワークの人は腰痛にならないうちにウォーキングの習慣や運動の習慣をつけることをオススメします!
日本人に糖尿病が多いのはなぜ!?
日本人は最近、食の欧米化によって糖尿病の人が爆発的に増えています。
しかし、欧米人と違うのは日本人の糖尿病の人は見た目にはあまり太っていないことが多い特徴があります。
欧米人は明らかに肥満体型でも体重が重いだけで糖尿病ではない人が多いです。
しかし、日本人の場合は一見するとそんなに太っていない人でも糖尿病の人が多いです。
なぜ日本人は体型は崩れないのに糖尿病になるのか?
これも進化の過程で説明できます。
欧米人は元々狩猟民族でした。狩猟民族は獲物を捕らえることができないと、ご飯を食べることができません。
なので、何日もご飯を食べずに空腹状態でやっと狩りに成功してご飯にありつけます。
ご飯を食べると長時間空腹状態だったので食べた瞬間血糖値が爆発的に上がります!
そうすると、血糖値を下げようとインスリンが分泌されます。
このインスリンの感受性が欧米人は高いのです!!
一方、日本人の場合は農耕民族だったので常に一定の食料を食べることができました。
特に日本人は自然が豊かだったので、肉を食べることよりもきのみやお米を食べることが多かったのです。
なので、血糖値が爆発的に上がることもなくインスリンが大量に分泌されることもあまりなく進化してきたのです。
しかし現在、食の欧米化によって肉を食べることが増えて(肉を食べると血糖値が上がりやすい)インスリンが大量に必要になりことが増えたので見た目はそんなに太っていないのに糖尿病になる人が増えました。
なので、日本人には日本人にあった食事の選択が必要なんです!!
もっと言うなら、あなたに合った食の選択です!!
糖質制限が合ってる人もいれば、脂質を制限した方がいい人もいます。断食がいい人もいます。
でも、それも知らないとなんでもやってしまいがちです。そして、失敗する。
食事制限ではなく、大事なのは食の選択です!周りの人は関係なく自分に合った食の選択をするのが一番です!!
余談ですが、世代ごとの睡眠時間が違うのも進化の過程で説明できます。
若い頃は夜更かししても大丈夫だったけど、大人になるとできなくなる。
高齢になってくると朝早く起きて、夜寝るのが早い。
赤ちゃんが3時間ごとに起きるなど、世代間で睡眠の時間が異なるのは、一斉に寝てしまうとライオンや狼などに寝てる間に襲われてしまうためです。
夜間も誰かしらが起きていて、交代で見回りしていた名残がDNAに刻み込まれているのです!
こう考えると、人間は本当によく出来ています!そして、大切なのはその進化のレールから外れないことです!!
なるべく自然な状態を意識して、どうしたら身体に負担がかからないのか?
過去を大切にしながら、現代を上手く生きていくことが大切なのではないでしょうか!
国分寺周辺で肩こり、膝の痛み、腰の痛み、肩の痛み、ダイエット、その他身体のことでお悩みの方はぜひ一度お問い合わせ下さい!!