ストレスが腰痛を引き起す!?その解決策とは!!

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腰痛の85%は原因不明

 

腰痛の原因には妊娠、肥満、内臓疾患、椎間板の異常、筋筋膜性の腰痛などたくさんあります。

 

しかし、病院で腰痛と訴える人を診断してみると上記のような原因をはっきりと特定できるケースは15%程度しかないことがわかっています。

 

残りの85%は原因不明による腰痛です。

 

では、なぜ原因不明の腰痛が起こるのか?

 

そこで考えられるのが精神的な要因、つまりストレスによる問題です。

 

人は過剰なストレスを抱えると、心拍数が高まって血圧が上昇したり、呼吸が浅くなったり、筋肉が緊張したりします。

 

これらが原因で、高血圧・不整脈・心臓病・呼吸不全・喘息・下痢などの病気が引き起こされると考えられていて、その中に肩こりや腰痛も入っています。

 

もし、筋肉や骨格が腰痛の主な原因であれば筋肉や骨格が弱くなる高齢者に慢性的な腰痛は多いはずです。

 

しかし、実際は40代の女性が圧倒的に多いのです。

 

特に都市部に住む管理職や専門職に就く40代に女性に多く、このことからもストレスによる腰痛というのが多いと言われる由縁です。

 

椎間板ヘルニアには興味深い研究があり、それが「腰痛があり、画像診断の結果、椎間板ヘルニアと診断された人46名」と「腰痛がなく、腰痛経験のない健康な人46名」で比較したところ

 

腰痛がなく、腰痛経験のない健康な人46名」の画像診断でなんと76%の人が「椎間板ヘルニアである」と診断され、85%の人に椎間板の変性が発見されました。

 

つまり、腰痛がない人でも画像診断したらヘルニア椎間板の変性が見つかったということです。

 

このことから、画像診断ではヘルニアや椎間板の変性があるのに痛みを感じる人と痛みを感じない人がいることがわかります。

 

その痛みを感じる人と感じない人の差がストレスである可能性が高いのです

 

向精神薬も考える

 

ヘルニアがあっても痛みが出る人と出ない人に分かれるのは「ドーパミンシステム」という人体の仕組みが関係しています。

 

人の腰に炎症が起きると痛みが脳に伝わります。

 

脳ではドーパミンが放出されて脳の中央で快感や恐怖などに重要な役割をはたす側坐核で「オピオイド」という脳内物質が作られ、痛みを抑えるシステムが活性化されるため痛みを感じにくくなります。

 

これが「ドーパミンシステム」のメカニズムです。

ヘルニアがあるのに痛みを感じないのはこのためです。

 

しかし、ストレスを感じるとオピオイドが減少してしまうのでドーパミンシステム」で抑えていた痛みを強く感じるようになっていきます。

 

結果、ヘルニアによる痛みを感じてしまうようになるということです。

 

逆に言えば、ヘルニアを治さなくてもストレスさえコントロールできれば痛みを感じなくなるということです

 

なので、日本整形外科学会では急性期(二週間以内の腰痛)では「抗炎症薬」や「鎮痛薬」の処方を勧めていますが、慢性期(3ヶ月以上続く腰痛)では「向精神薬」や「抗不安薬」の処方を勧めています。

 

このストレスに対抗する方法はいくつかありますが、薬で強制的に感じにくくする方法とマッサージや運動をするという方法があります。

 

今の科学ではマッサージは、腰痛除去に対する確固たるエビデンスはないと言われています。

マッサージをして痛みがなくなるのは、マッサージを受けたことによりリラックス出来たことでストレスが軽減されて「ドーパミンシステム」が発動して痛みを感じにくくなったというのが主流です。

 

運動もすることによって、ストレス解消になって腰痛を感じにくくなります

このことはこちらの記事で詳しく書いています!

 

もし腰痛をお持ちの方や、腰痛になりたくなければ運動やマッサージを定期的にするようにオススメ致します!!

 

国分寺周辺で膝の痛み、腰の痛み、肩の痛み、ダイエット、その他身体のことでお悩みの方はぜひ一度お問い合わせ下さい!!

 

Create Life パーソナルトレーニング 国分寺

 

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